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1.マユさん
●マユさんから(1)
こんにちは。私は18歳くらいの時、突然おでこや背中の真ん中、髪の生え際がかゆくなり、
湿疹というかただれのような感じになってしまいました。それからは、一向に治る様子もな
く、更にかゆさは増していったので、いろいろな病院に行き、いろんな市販の薬を塗ってか
ゆさをしのいでいました。
かゆさにもときどき波があり、少し良い時もあるのですが、ひどい
時はいくら薬を塗ってもかゆさがおさまらず、泣き出してしまったこともありました。お風呂
も丁度24時間くらい経つと入らずにはいられないといった感じです。家族にもだいぶ迷惑を
かけました。
2年ほど前から、じんましんのある友人に勧められた病院に通っていますが、そこは金額も
高く、大量の薬を支給されるだけになっている状態です。でも、そこで薬をもらっていれば
最悪の状態はまぬがれるので、今でも通っています。そこは恵比寿にある皮膚科なので
すが、夜7時頃に行くと、20代〜の女性が山ほど来ています。椅子は結構あるのに、立っ
て待っている人がたくさんいます。
最近は背中や胸の間はだいぶよくなりましたが、頭の中のかゆさが増していて、傷だらけ
になってフケのような皮膚がたくさんでます。あと、からだの広域に湿疹がでていて足や
腕にポチポチと引掻き傷があり、跡になっているものがたくさんあります。この5年間で感
じたことは、少なからずストレスと症状は関係がありそうだということです。最初に症状がで
たのがちょうど大学受験のときで、テスト前の私の心理状態はかなりつらい感じだったと
今でも記憶しています。恐怖のようなかんじです。それまでも、小学校の頃から絶えず塾
通いをしていたのですが、ストレスが極限まできていた感じでした。
その後短大に進学したのですが、常に生活に焦りを感じていました。就職のことを考えると
つらくてしょうがありませんでした。その後、キャリアをつむために専門学校に行くことにした
のですが、それが決まったときちょっと楽になり、症状も少しよくなりました。専門学校も忙し
く、徹夜続きで課題を出したりした後は悪くなったり(顔の色がアトピーの状態になったり)と
きどき少し良くなったりを繰り返していましたが、専門学校を卒業して、就職先をみつけるま
での2ヶ月くらいの休暇中は随分とよくなったのを覚えています。
それから1年の間働いていましたが、その間またちょっとずつ悪くなっていって、仕事の条
件があまりよくなかったなどの理由があり、2ヶ月前に辞めました。そして、休暇を取り始
めてからはまたちょっと良くなってきた感じです。今でも頭の中や生え際、おでこがかゆい
のですが、もうかゆさを我慢しながらいるのが当たり前になってきています。でも、実際は
ほんとにつらいです。(後略)
●亭主より
私の印象では、あなたはすごく頑張りやさんではないでしょうか。達成を求められる場面で、
すごく緊張してしまうようですね。肩がスプーン状に前に出ていたり、背中が丸まっていた
り、肩こりがひどかったり、腰が痛かったりしませんか?もしそうだとしたら、頑張り過ぎ
のしるしが身体に現れているのでしょう。そうやって頑張ることで、あなたは難しい場面を
切りぬけることができたのでしょう。
ただ人間はうまくいくやり方を見つけると、そればかり
に頼る癖があるのです。頑張るだけでは行き詰まります。頑張る時は頑張って、力を抜く
時は抜かないと、長続きしません。そこまで頑張れるのだから、手抜き、足抜きくらいでも
十分でしょう。
●マユさんから(2)
(前略)お返事頂いた内容について、自分では気づいていませんでしたが、私は実際いざ
というときに力みすぎてしまい、自分に無理をさせすぎているのかも知れないと思いました。
確かに、いつも無理して頑張ることで難しい場面を乗り越えてきたので、自分にとっては楽
じゃないのにいつもそのやり方をしていたような気がしています。お返事を読んでから、やり
遂げなければならないことがあるときにそのことを頭の隅で考えながら自分が無理をしてい
ないかを考えるようになりました。私はちょっと完璧主義なところもあるような気がするので、
もっとリラックスしてやれるように心がけたいです。ありがとうございました。(後略)
2.小夏さん
●小夏さんから(1)
はじめまして、小夏です。現在、小学校の教員になりたくて採用試験に向けて勉強中です。
アトピーですか…、私も昔ずいぶん悩まされました。異性からの目が気になりはじめ、おし
ゃれもしたい年頃の中学1年のとき、急に発症しました。私の場合はほとんど首から上の
人目につくところばかりに湿疹ができました。首にはしわがたくさんできて、耳は切れて、
眉毛や髪の毛は抜けて、目の周り、口の周りは動かすと痛いほどひどくて、顔面全体が染
み出てくる黄色い液で湿っていました。
皮膚科に行くと、ダニやほこりにアレルギーがあると教えてくれました。治療法は週一回の
体質改善の注射と、3種類の飲み薬、それからステロイド剤でした。ステロイドはよくないと
いう話を聞いていましたが、そんなことは言っていられませんでした。 アトピーの特徴とし
て、ひどいかゆみと見た目の悪さ、いつ治るか希望が持てない絶望感があります。勉強し
ているときもかゆくて集中できないし、顔が湿疹でひどいので好きな人がいても積極的にな
れないし、少し症状が軽くなっても、また状態が悪くなることもあるなど完治へ希望が持て
ない絶望感がありました。症状がひどくなっていたらどうしよう、と思って朝起きて鏡を見る
ときが一番怖かったです。
私がアトピーに悩んでいた10年前はまだそれほどメジャーな病気ではなかったので、学校
の先生に「なんか変な化粧品でも使ったんでしょう。」と言われるほど周囲の理解もありま
せんでした。皮膚科の待合室で自分と同じように湿疹がひどい人を見ると「この人たちには
私の気持ちがわかってくれる。私と同じようにがんばっている」と思ってほっとしました。
人間は見た目じゃない、と一生懸命自分に言い聞かせて、湿疹がひどくて学校に行きたく
ない日もがんばって登校しました。おしゃれをすると(外見をつくろおうとすると)、湿疹がひ
どく、見た目の悪い自分を否定するような気がしたので、女らしく振舞うこともなく、いつもみ
んなの笑いをとるキャラクターでいました。外では笑っていましたが、つらい気持ちなどほか
の人に言いたくなかったのでいつも家のトイレで泣いていました。どうして自分だけがこんな
つらい目に遭わなければならないのか。こんなにつらい目に遭うのは私が何か悪いことを
したからではないのか。といつも自分を責めていました。
アトピーがひどくなる少し前から、小学校時代に友達だった子から無視をされ、軽いいじめ
のようなものを受けていました。下痢や頭痛なども伴っていたのでストレスによる心身症だ
ったのではないかと思っています。高校生のとき進路を決めるとき、中学のときいろいろ悩
んだことがきっかけで、カウンセラーや看護婦さんになりたいと思いました。でも、いろいろ
考えた末、教育学部の小学校教員養成課程で心理学を専攻しました。
誰も好きでアトピーになる人はいないと思います。それ以外の病気もそうです。他にも自分
の力ではどうしようもないことはいくらでもあります。アトピーがひどかったときは、自分はな
んて不幸なんだ。これじゃ、結婚もできそうもないし、お先真っ暗だ…など、いつもマイナス
思考でした。でも、アトピーだから得ることもあると思います。アトピーの人の気持ちがわか
る…というのは初歩ですが、いろいろあると思います。
こんな言葉があります。「過去の傷は必ず宝物になる。つらい時期を乗り切った自分をほ
めてあげよう。」私はアトピーのおかげで将来を決めました。本当ににつらい毎日だったけ
ど、少々のことではくじけない忍耐力がついたし、誰よりも内面を磨けた(外見が磨けなか
った分)と思います。客観的にみて、本当にそうなのかは分かりませんが、自分でそう思い
込むことが大切なのではないかと思います。過去の自分を受け入れ、どんな自分もいとし
く思う、そういうことが大切なのではないかと思っています。(後略)
●小夏さんから(2)
3年程前の朝日新聞の朝刊の投稿欄でこんな記事を目にしたことがあります。就職活動を
している子どものお母さんからの投稿でしたが、子どもが保育所の採用試験を受けたところ、
アトピーが原因で採用を断られたそうです。その人はアレルギーがあるため、お肉を食べる
ことができなかったそうですが、保母が食べられないものがあると、給食指導のとき困るか
らという理由で採用されなかったそうです。 その人のお母さんは、「アレルギーのために、大
好きなお肉を我慢している子がどうしてこんな目にあわなければならないのか。クラスにも
同じような子どもがいるだろうに…」と記されていました。この記事を読んで、胸がつぶれる
ように辛かったです。アトピーの問題は、その人本人が病気を乗り越える力をつけるだけで
なく、難しいですが周囲の偏見をなくしていくことも大切ですね。
●亭主より
たしかに、偏見をなくしていくことは大切なことです。しかしこの方は、誤解のために損をし
ている可能性があります。アトピーを「食物アレルギー」であるとして、特定の食品を除去
する指導はかつて小児科で行われていました。しかし今では少なくとも学童期以降の人は、
食物とアトピーはさほど関係ないというのが定説となっており、除去食による治療はトーン
ダウンしているようです。
アトピーの人には特定の食品でT型アレルギーのもとになるIgE 抗体が増加する現象はあ
りますが、皮膚症状とつながりがあるのかどうかは不明です。むしろアトピーの皮疹は抗体
が関与しないW型アレルギー(かぶれなど)に近いとの説もあります。百歩ゆずってこの人
がT型アレルギーでアトピーになっているとしても、除去の対象は「肉」ではなくて、「鶏肉」
「豚肉」「牛肉」……となるはずです。
クリニックに入院する患者さんで「アレルギーで、〜が食べられません」と言う方がたまにい
ますが、実際には食べても皮疹には関係ないことがほとんどのようです。小児科で受けた
指導や思い込みが暗示効果をもたらして、悪くなったように感じたり、あるいは本当に皮疹
が悪くなるのです。また食生活の見直しという視点から「肉をあまり食べないように」との指
導は広く行なわれていますが、給食で肉が出たら家では控えれば良いのです。よほどまれ
な体質の人で、肉を口にすると呼吸困難を生じるというなら話は別ですが、アトピーのため
に「大好きな肉を我慢する」必要はないでしょう。
3.HIDEOさん
●HIDEOさんから
(前略)記憶が定かではないのですが、2、3歳の頃からアトピーになりまして現在も通院し
ています。4つ下の弟もアトピーなんですが、両親は特に病気(アレルギー)とかはしていま
せん。1週間の教育入院をしたこともあります。(中略)現在の症状は自分が入院したころ
よりは、かゆみは治まっていますが、相変わらず布団は血みどろで汗をかくと非常にかゆい
です。皮膚は全体的に鮫肌で、顔は副作用のために赤いです。
自分も子供の頃は何百回も「死にたい」と思いましたけど、実際には死ぬのが怖いので死
ねない自分が悔しくてたまりませんでした。社会人になったころから「治そう」という考えは
捨てて「ひどくならないためには、どうすればいいか」ということを考え、実践しながら生活し
ています。一番ステロイドからは卒業したいと思いますが、一生ステロイドからは卒業でき
ないんだなとも思っています。
アトピーのせいで形成された自分の性格は
・すぐ諦める
・すぐ悪い方に考えてしまう
・自分に自信がない
の3点です。「すぐ諦める」というのは皆さんと同じで、これまであらゆることを諦めてきたの
で、「やりたいけど無理っぽいな」と思ったものはスグ諦めるようになりました。これの良い
面は、悩まないのでストレスが溜まらないことですが、悪い面は健康な人に同意を求める
ことが難しいことです。代表的なのは両親ですけどね。
現在通院しているのは日赤で、学生の頃から通っているので10年になります。それまでは
いろんな病院に行ってましたけど、もう病院を探すことを諦めました(笑)。入院したのもココ
です。今見てもらっている先生(男)は、あまり詳しくないのか1分も見るか見ないかです。
その前に見てもらっていた先生(女)は、よく話は聞いてくれたのですが「部屋のじゅうたん
を外しなさい」の一点バリでした。あと、この先生には「一生かけても治りません」と言われ
たことがあります。年を取って皮膚が老化したら、少しはかゆみも無くなるでしょう、みたい
なことを言ってました。
ここから、悩みの相談になります。
まず「一生かけても治らない病気」と付き合っていくには、どういう気持ちで生活していった
らよいのか分からないのです。一時は精神科に行こうかとも考えましたが、いままで行った
こともなく、とんでもないことを言われるのが怖くて行けませんでした。
もうひとつは、上のこととダブルかもしれませんが将来のことです。恥ずかしい話ですがこ
れまで女性と付き合ったことが無く、「いいな」と思っても「アトピーだから駄目だろな」と諦
めてしまいます。
1回だけお見合いをしたことがあるのですが、この時も話している途中で「なんで、この人は
わざわざ病気の人間と見合いなんかしてるんだろう」と思いだして非常に申し訳なくなって
きてしまいました。「自分の体は醜い」「自分に自信がない」ということも手伝っていると思い
ます。こんなことでは、とうてい家庭を持つことは不可能だとは思うのですが、これだけは将
来一人で生きていくのが怖いので諦められないようです。言ってることと行動が矛盾してる
かもしれませんが、自分では何をどうしていったらよいのか分からないのでアドバイスして
頂けると嬉しいです。
●亭主より
まず「治る」希望を持つことは、何と言っても大事ではないでしょうか。アトピーの体質そのも
のは変えられないかもしれませんが、日常生活を楽しんで人とつきあっていけるようにはな
れるはずです。決して「一生かけても治らない病気」ではありません。希望を持ちつつ、そし
て「あきらめがつく」と楽になれるようです。「あきらめる」のは、この病気と長いつきあいをし
てゆくこと、少々のかさつきやかゆみ、皮疹が出ることを「あきらめる」のです。ですから「ひ
どくしない」ように心がけていらっしゃることは、大変に素晴らしいことだと思います。
回復の要素を、[生活]+[治療]+[ストレス]として考えて見ましょう。治療で対症療法をき
ちんとしているのに、症状のコントロールがうまくいかないとしたら、他の要素が悪影響して
いる可能性があります。生活は何と言っても規則正しくして、睡眠を十分に取ることです。適
切な食事や運動も重要です。
ストレスは、ありのままの自分を好きでいられるようになることが大事です。自分の行動が本
当にしたいことより、他人の目から見られてどう評価されるかに左右されてはいませんか?
もしそうだとしたら、あなたの「好き・嫌い」で決めていくようにしましょう。そして、まず自分が
楽しめること、好きなこと、他人よりもちょっと得意なことなことを見つけて、そうした時間を大
事にしていきましょう。自信と言うものは、案外そんなところからついていくものかもしれませ
ん。
M.M.さん
HIDEOさんの悩みを拝見して、見た目ですぐアトピーとわかる人なら誰でももつ悩みだと思い
ました。私も起きてる間はできる限りかゆいのをがまんするんですが、睡眠中はどうしても無
意識にかいてしまい、布団に血がつくことはよくありますし、さすがにそれを彼氏や将来結
婚する人に見られるかと思うとかなりブルーです。もしかしたら私よりもあなたはすごく重症
なのかもしれません。でも、外見ではなく自分の内面にある美しさを見てくれる人と出会うた
めにもっと積極的になるべきだと思います。
私も20代の女なのでお化粧とかしたいのですが、ファンデーションはぬれないのでアイメイク
と口紅だけは気合をいれるとか、趣味がテニスなので自分にあった日焼け止めクリームを探
してみたり、テニスが終わった後食事に誘われてすぐシャワーを浴びれないときはちょっと隠
れてぬれタオルで全身の汗をふきとったりして自分なりに工夫して楽しんでます。どうしても
肌を見せたくないという気持ちが先にでてしまいがちになると思いますが、それを第一に考え
ていてはやはり何事も消極的になるのは当然のこと。
ちょっと視点を変えてアトピーだから・・・ではなく、アトピーだけど・・・って考えてみるのはど
うでしょう。本当に仲のいい友達がいるのなら、その人はアトピーだから付き合えないとはお
もってないはず。異性との交際もそうだと思います。自分の内面を好きになってくれる人が
できればその人にとってアトピーはそれほど障害にならないと思います。
うまく文章で伝えることができないのですが要するに「もっと前向きに」です。私もお医者さん
に「あなたは一生アトピーとつきあうことになる」って言われてます。もうそれは特効薬が無
い限りどうしようも無いこと。だったらひどくならないように気をつけて暗くならずに明るくした
ほうが絶対いいはず!病は気からじゃないけどメンタルな部分って絶対に大きいと思う。
HIDEOさん、がんばって!
●HIDEOさんから(2)
正直、応援メッセージなど頂けるとは思ってもいなかったので、とても驚きました。と、同時
にM.Mさんの文章で、いろいろ気付かせてもらえたところもあり、本当にありがたい文章で
した。自分のまわりの環境や人間関係を考えると、自分はとても恵まれていると思います。
最近はアトピーというだけで解雇されたりすることもあるそうですが、私の職場は病気のこと
もそれなりに理解してくれ、普通の人では聞いてくれないようなわがままも聞いてくれてい
ますし友人も会社の人も病気のことには何も触れずに付き合ってくれています。でも、それ
が逆に負い目に感じることってありませんか?せっかく「がんばって」と言ってくれているの
に、こんなこと書くのは失礼かもしれないのですが…。上手く伝わらないかもしれませんが
以前、病院でも相談したことを書きたいと思います。
僕は、いつも「仕事」や「遊び」から家に帰ってきた途端、痒くなる(対処法としては、すぐに
お風呂に入るようにしています)のですが、自分ではそれは、昼間は無意識のうちに体が
緊張していて、それが家に帰ることで「安心」するので一気に痒みが出てくるのだと考えて
います。例えば、休日など外出しない日の方が、痒くありません。また、普段行動している
時も、その場では普通に振舞っているのは「無理している自分」であって、いつもどこかに
「どんなにがんばっても普通の人と同じレベルにはなれないんだ」と呟いてる自分が自分の
中に居ます。
星屑☆通信でも載せてもらった『「一生かけても治らない病気」と付き合っていくには、どうい
う気持ちで生活していったらよいのか分からない』につながるんですけど、「前向きに生きる」
ことは大切だとは思っています。けど、それは自分が自分に対して「前向きに生きよう」と
「騙している」ことにはなりませんか?僕は子供の頃から、ずっと「騙し騙し生きている」よう
な気がしてならいのです。そしてこれからも死ぬまで同じように生きていくことが、なんとか
ならないのかなと考え、担当医に相談したのですが「それは病気の人は皆同じですよ」とい
う人事のような返事しかもらえませんでした。思わす「先生もアトピーになってみますか?」
と言いそうになりましたけどね(笑)「病は気から」ですけど、やっぱり自分はどこかで気に
負けているような気がします。なんか、お礼のメールには、ほど遠い文章になってしまいま
したが(苦笑)、本当に応援メッセージありがとうございました。
●亭主より
HIDEOさんは、自分に正直であろうとしているように見えます。殺伐とした世の中で、こんな
純粋な人がいるのは良いなーと思います。でも今の「自分」は「きつい自分」かもしれないで
すね。心のどこかに「完璧でなくては生きる価値がない」という思い込みが、ありませんか?
もしあるのならば、プログラムのエラーのようなものですから、外してしまいましょう。完璧な
人など、どこにもいないはずです。私たちは子どもから大人になる過程で、しばしば周囲か
ら「完璧であれ」というメッセージを受け取ります。それを純粋な人ほど真に受けてしまうの
ですね。
4.みいちゃん
私は子供のころからアトピーで、社会人になってから悪化してしまいました。症状は主に顔
に出ます。私には約8年間遠距離恋愛してきた彼がいましたが、今年の1月に別れました。
(もちろん結婚の約束はしていました。)彼と付き合いだしたときは、アトピーの症状はほとん
どありませんでした。私のアトピーが少し目立つようになって病院に通うようになったときに
は一緒に通ってくれたし、アトピーの本を読みあさってくれていたので、てっきりアトピーに理
解のある人なんだと思っていました。
でも、私のアトピーが悪化するにつれ、彼の態度は冷たくなり、デートをするにも人目につか
ないような場所を選び、私を嫌そうな目で見るし、「かさかさの肌は見たくない」とか「赤みの
ほうが化粧で隠せるからまだマシ」とかひどいことを言われてきました。そんな状態だったの
で、会うのは年に1、2回程度でした。当初私は「アトピーだろうと、私は私」と思い、人に冷
たい目で見られようと全然気にせず明るく振るまっていましたが、一番理解してほしい人に
そんな態度を取られ続けているうちにどんどん自分に自信が持てなくなってしまっていった
んです。まるで明るくしてちゃいけないかのようでした。なのに彼からは「なんで前向きになら
ないんだ」って怒られていました。
今年の1月に別れたわけですが、そのとき彼は「おまえはかわいいし、性格もいい」とか
「嫌いになったわけじゃないから、連絡は取り合おう」とか言ってきました。それを聞いて私
はすごくみじめになりました。「やっぱりこの恋愛がだめになった原因はアトピーなんだ」、
「私はアトピーに負けたんだ」という気持ちがいまだにどうしても消えなくて困っているんです。
恋愛の面においてはもちろん、それ以外の場においても 変に自分に劣等感を抱いてしま
うんです。こういうのが一番よくないって分かってるし、いろいろ自分に言い聞かせているん
ですけど、どうしても前向きだったころに戻れないんです。
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